松本に行ってきましたが、今回シチリア料理を頂くためだけに行ってきました。
私が以前お世話になっていたイタリアンでシェフをされていて、その後長崎の五島列島にあるホテルのイタリアンのオープンと共に初代総料理長に就任され、その後故郷の松本で奥様と一緒にシチリア料理のお店をオープンされました。
オープンされてからすでに7年ほど経過しておりますのでかなり出遅れましたが、念願叶って今回の訪問となりました。
ラーメンで有名な中央高速道の釈迦堂PAで休憩して松本に入ります。
ホテル提携のパーキングに車を停めて少しだけ市内を散策します。
松本市内の女鳥羽川付近はもみじの紅葉がピークです!
若がえりの水ですって!
若い頃は早く年取りたいと思っていましたが今は心から若がえりたいと思います笑笑
女鳥羽川に沿ってる縄手通りを散策します。
縄手通りから南下して中町通り方面に進むとこんなお店を発見。
嫁はこちらで大量のお土産を買っていました。
私は白花豆の甘納豆を購入。
ドライフルーツや野菜のチップスなど自然な感じのものが多く売っています。
試食可能のものもあるようです。
その後も散策を続けて本日宿泊予定のホテルにチェックインします。
本日宿泊の松本ホテル花月さんです!
レトロな雰囲気でエントランスから落ち着ける雰囲気です。
大浴場で旅の疲れを癒して少し休んでからレストランに向かいます。
クチーナマサノリさんです!
夜になっても存在感があります!
シェフと挨拶を交わしてまず出てきたのがこちら。
雛豆のペーストのフライです。
本日のメニューです。
わざわざ印刷しておもてなし頂けたことにさらに感激です!
蝦夷鹿のカルパッチョをルイベ仕立てでりんごのピューレと根菜のチップスを添えて頂きます!
牡蠣を生ハムで巻いてフリットにしたものを白菜のアンチョビクリームを煮込んだソースと一緒に頂きます。
これは本当に美味しいですね!
衣はサクサク、いや、ザクザクしていて牡蠣はふっくらしていて、甘い白菜のクリームソースが非常に相性がいいです!
こちらは桜エビとチェリートマトのパスタです!
桜エビの香がぐわっと押し寄せてきます!
トマトソースでなく、チェリートマトっていうところが南イタリアっぽいです!
ここまではマルケの代表的な白ワインであるヴェルディッキオです。
残りはセコンドのお肉になりますがさらに赤ワインを一本追加します笑
アリアニコ、久しぶりに飲みました。
薩摩牛トモサンカクのロースト サンジョヴェーゼソースです。
目の前で仕込みされている時からじっと見ていましたが、かなりサシの入ったお肉でした。
正直多くサシの入ったお肉は胃にもたれるため苦手でしたが・・・
ナイフを入れると何事もなかったかのようにスッと。
口に含むと溶けるように無くなっていきます。
それでいて脂が上品で全く胃に負担がかかりません。
さらにサンンジョヴェーゼソースがお肉の脂をしっかりまとめてくれます。
で、デザートはサンフジリンゴの焼き菓子、キャラメルジェラート添えです。
シェフの調理する姿を間近に拝見でき、お忙しい中にも会話を楽しみ、最高のディナーとなりました。
シェフ一人でのオペレーションとなりますのでせっかちな人はご遠慮下さい。
シェフの華麗な料理さばきをご覧になりながらゆっくり料理をお待ち下さい。
最高に美味しいシチリア料理を堪能して今日はゆっくり休みます!